© 2017 Medic Art8

042-430-0255

Tel

「著作権ビジネス」と契約書:セミナー内容のフィードバック!

March 21, 2019

秋葉原にある東京都知的財産総合センターで、

 

「著作権ビジネスにおける契約実務  ~コンテンツビジネスと契約上の留意点~」のセミナーを受講してきました。

 

 

私としては、著作権で一番押さえるべきことは、

独占か非独占かだと思っています。

独占は、あなただけ。

非独占的許諾になると、「その他の第三者にも同時に利用許諾(他の方にも自由に使える)」できるものになるので、

ここをきちんと押さえて置くべきなのかなとは思っています。

基本、非独占で契約されることが多いのです。

そうでないと作った方が自分の制作物の部分すら使えなくなります。

独占だと、その方だけに使用させる権利になります。

 

難しいですね。

 

以下、学んで来たことを簡単にまとめますね。

 

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

 

著作権における契約の種類は3つ。

 

1)著作物の制作業務委託契約(外部にコンテンツの制作を委託)

2)著作物の利用許諾契約(第三者が利用して利益を得る)

3)著作権譲渡契約(制作したものを売却して利益を得る)

 

 

ですが、実務上は複合的に行われていることも多いとか。

 

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

 

2)著作物の利用許諾契約(第三者が利用して利益を得る)

 

【裁判で争われる場合の争点】

*契約条件について、当事者間の合意や意志の合致、明示や黙示の許諾があったかどうか

*「目的外」利用の場合「目的」如何が争点とされることが多い。

 

例:

テレビドラマシリーズの『愛の劇場』オープニングテーマの7秒の音源について。

 

20万円が初めに制作料金として支払われたが、使用料を支払ってもらっていないということで5年後に裁判。

 

→初めに支払われた20万円に、使用料も含まれると判決。5年も何も言わなかったことが大きく影響したようです。

 

 

例:

コンビニ・コミックも増刷分の利用許諾について

 

企業のイメージキャラクターの著作権損害訴訟は、利用目的の範囲内か否かで問われる。

利用許諾の範囲が「初版分」か「増刷分」も含むかが争点になり、

結局、増刷分も利用許諾の効力が及ぶと判決。

 

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

 

3)著作権譲渡契約(制作したものを売却して利益を得る)

 

制作物を売却される場合、以下の3点を明確にしないといけない。

 

①どのような著作物か? 著作物のどの部分かの特定。

②代金はいくらか?

③著作権の全部か、一部の権利を売却するのか?

 

 

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

 

あと、著作権作成のポイントとして、大事になる部分を教えてくださいました。

 

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

 

◆著作物委託契約(外部にコンテンツの制作を委託)

特に重要になる項目を抜粋

 

*制作代金に含まれるものを明確に(著作権譲渡および著作者人格権不行使に対する対価)

*著作権の帰属

*第三者の権利侵害

*秘密保持

 

※ 著作物構成要素目録なども付けると良い

 

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

 

◆著作物の利用許諾契約(第三者が利用して利益を得る)の場合

 

第1条 (利用許諾) 別紙「利用条件」記載[→別紙で利用条件を付ける]

 

第3条 (保証)

1 甲は、乙に対し、本著作物が、第三者の著作権、プライバシー権、名誉権、パブリシティ権その他いかなる権利をも侵害しないものであることを保証する。

2 本著作物に関して、万一、本著作物に関して、第三者から権利の主張、異議、苦情、対価の請求、損害賠償請求等がなされた場合、甲は、その責任と負担のもと、これに対処、解決するものとし、乙に対して一切の迷惑をかけないものとする。

 

 

[別紙:利用条件]

*許諾される利用目的・利用態様は必ず記載!

*許諾の独占・非独占を明確に!

*再許諾の可否

*類似の著作物の制作についての利用許諾も記載

 

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

 

著作権登録制度、プログラムとプログラム以外では窓口が違うとの説明。

プログラム以外の著作物…文化庁

プログラムの著作物…(財)ソフトウェア情報センター

 

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

 

そのほか、共有著作物の譲渡や、出版権、商品化許諾契約の場合なども話されましたが、長くなるので割愛です。

(セミナーでも詳細に話されませんでした)

 

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

 

著作権については、文化庁のページがわかりやすいです。

「誰でもできる著作権契約」

 

http://www.bunka.go.jp/chosakuken/keiyaku_intro/index.html

 

契約書も作れます。

多分、これをベースに作った方がきちんとしたものが作れるような気がします。

東京都知財センターの方もそうおっしゃっていました。

 

 

Share on Facebook
Share on Twitter
Please reload

お知らせ

医療介護関連のシンポジウムの撮影+動画編集を担当

May 28, 2016

1/2
Please reload

アーカイブ
Please reload

タグ